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自律神経失調症とは?

サイト監修にしむら耳鼻咽喉科

大阪府八尾市安中町3丁目7-6-2F

自律神経失調症とBスポット療法症状ガイド

自律神経失調症とは?

自律神経失調症から引き起こされてくるさまざまな不定愁訴には今のところ、決定打がありません。


エビデンスがあるといえる状態ではありませんが、自律神経失調症のいくつかの不定愁訴がBスポット療法で落ち着いてきたという報告が無視できないくらいにあがってきています。鼻の奥、喉の上のほうに塩化亜鉛を擦過・塗布することとどんな因果関係があるのでしょうか?

実はBスポットで塩化亜鉛を塗布するポイント(鼻咽腔の上)には解剖学的に下垂体というホルモン分泌の司令塔があることから、上咽頭は「神経のツボ」とも呼ばれることがあります。

自律神経の中枢は視床下部にあたりますがその場所と上咽頭と近い位置にあるため上咽頭を刺激すること、がなんらかのかたちで自律神経のバランスに影響を与えているのではないかと予想されます。「上咽頭、特に天蓋を刺激すると副交感神経刺激となる」という研究・発表をされた耳鼻咽喉科の先生もおられます。



自律神経失調症は主に交感神経が優位になり続けることで生じてくると言われています。これからのことから風邪や鼻、喉の違和感からはじまった不定愁訴(自律神経失調症)へのアプローチとしてBスポット療法を選択肢に入れる時代がやってくるのではないかと思われます。特に鼻咽腔炎からくる不定愁訴であった場合にはBスポット療法によって変化がすぐに出てくるケースが多いとされており、一度治療を受けてみることはムダにはならないはずです。


Bスポット療法で効果があると報告されている症状

病気の概念のひとつに「病巣感染症」というものがあります。扁桃組織(この場合は咽頭扁桃というリンパ組織)の慢性的炎症によってその部位から遠く離れている場所に障害を引き起こすことを言います。


咽頭扁桃は外部からの空気が当たるところであり、吸った空気に混じって侵入してこようとするばい菌などを防ぐ関門にあたります。それゆえに慢性的に炎症を起こしやすいところと言えます。この部位が炎症を起こし病巣として全身に障害を引き起こす可能性があります。

Bスポット療法によってこれまでに「効果がある」と報告されたものには次のようなものがあります。

咽頭痛、めまい、咽頭異物感、後鼻漏、頭痛、耳閉感、耳鳴りなど。
それ以外の病巣感染症として掌蹠膿疱症やアトピー性皮膚炎、乾癬、紫斑病、IgA腎症、慢性関節リウマチ、胸肋鎖骨過形成症、に改善が見られたとして報告が挙げられています。

ただし、なんども書きますが医学的根拠があると呼べる段階にはないため、従来の医療ですでに治療にかかっておられる方は自己判断で切り替えたりせずに並行して行うなど主治医、Bスポット治療を行う耳鼻科の医師とよく相談してください。





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